土曜日。6月になってしまった。なんか忙殺されて気分も落ち込んで何をする気力もなくただ惰性で日々を過ごしていたらもう6月、2024年も折り返そうとしている。
以前のブログで悪態をつくように愚痴り、いろんな人を心配させてしまったが少しは元気になってきた。職場とも諸々の面談を経てすこしは労働環境を改善できた(つもり)。しばらくすごく鬱々として過ごしていて、でも今になってみれば何故あんなにも鬱々としていたが分からない。瞬間的に元気な時はTwitterでどうでもいいことを呟いて、でもそれ以外は何もできず伏していた。退勤したらすぐに疲れてしまった、ご飯とお風呂だけ済ませて糸が切れたように寝ていた。元気だった私が入れた友人との遊びの予定やライブの予定も、それ自体は楽しいし無駄にしたくないから頑張って行くんだけど、終わった途端に疲れ切ってしまい、自分が自分じゃなくなっているな〜辛いな〜という毎日だった。ライブ中に、楽しいのに早く終わらないかな〜と考えてしまうの何なのだろう。でも、最近はなんとかマシになってきている。早く大丈夫になりたい。はてブもまた書けるようになりたい。
今日は目当ての作家さんの作品を買うために大府市のマルシェに来た。夫と行くつもりだったが、体調が悪いということで置いてきた。
あいち健康の森公園というただっ広い公園の片隅にある芝生広場で行われていた。写真を見るといい天気、という感じだが30度超で直射日光、遮るものが少なくしかも湿度が高すぎて体感的には40℃近くに感じられた。駐車場から会場まで歩くだけで全身汗だくだった。それでもたくさんの屈強なお洒落上級者が服をレイヤードして歩いているのを見てほとほと感心した。
午前から行った甲斐があり、お目当てのものが買えた。北川和喜さんの作品。線香を焚くときに使う豚。
北川さんは岐阜県多治見市で活動されていて、この豚はほとんどを個展に回してしまうそうで、こういうマルシェで販売するのは私は初めて見た。個展に行けるかわからないし、今回は3個しか売らないと分かっていたので、買えてうれしい。同時に、お金があっても買うのが難しいものがあるというのは大量生産・大量消費の世の中において少し安心する。お金さえがあれば何でも手に入るというのはたまに虚しい。今回は縁があって自分の手元に来たと思うことにする。