部屋作りが好きです。生来の根暗インドアゆえ、ずっと家に閉じこもっていても苦痛に思ったことがない。屋内大好き。自分の部屋を好きなように整え、好きなものに囲まれ、自分にとって最も快適でわくわくする居場所にしたいと願っている。幸運にも同居人はインテリアにこだわりがないため、部屋を好きなようにする権利を与えられている。
（以前住んでいた矮小アパートの一室。）
9月に約6畳＋ロフト6畳のアパートから引っ越して半年が経ち、ようやく部屋に物が整いつつある。引っ越したばかりの写真がこちら。
やっと終わった…四連休溶けた… pic.twitter.com/lsYHdjRoxJ
— 葉月 (@kosee__) 2020年9月14日
何にもない部屋から始まり、少しずつものを買いそろえ、貧乏ながらにこだわりぬいた末、そこそこいい感じになってきた。欲しいものが何でも買えたらいいけど、庶民だから、手の届く範囲で工夫して部屋作りしている。私はネットで他人様のお部屋を見るのが大好きで、参考にすることも多い。同じ趣味の人も多いと思うから、この界隈（？）へのお礼の気持ちでこれを書いている。これは私の部屋作りの記録です。
リビング
夕方に撮ったからちょっと写真が黄色い。大部分がIKEA、ニトリ、Amazon、無印良品、楽天市場で構成されている。庶民の味方。今後年齢を重ねていくにつれて少しずついいものに替えていけたらいいな、と考えている。ソファは3人掛けで大きく、ここで横になると十中八九寝落ちする。ひざ掛けは名品、Silkeborg Uldspinderiのストール。高いだけに温かくて手放せなくなった。ソファの前にあるテーブルはこたつ。満足のいくデザインのものを探すために血眼になってネットを漁ったものだ。
部屋作りにあたり、ベースカラーは壁と同じ白として、メインカラーを3色に決めるという著名なコツを踏襲している。メインカラーは青みグレー、ブラウン（木材）、黒。先に決めておくと、家具を買うときの一つの指針になってよい。そういう軸がないと、いい家具を見ると色味を問わず欲しくなっちゃうからね。小物は別として、面積がある程度ある家具を買うときはなるべくメインカラーに沿うようにしました。
このメインカラーのうち、ブラウン（木材）が曲者で、私は黄みがかっていない木が好きなだけれど、安価に買える家具の場合、黄みが強くてオレンジっぽいのが多い。色味合わせるの地味に大変だった。これは庶民の部屋作りの宿命でもある。
デスク周り。デスクは無印良品です。庶民にはちょい高かった。ちょうどいいサイズのキャビネットは無印のではなく、ちょうどいいサイズのものを楽天で調達しました。細々したものは全部ここにぶち込んで、「ここを探れば何かしらある」状態を作っています。
リビングにはもう一つ本棚がありますが、2人の持っている本の量が多いので入り切らず、ウォークインクローゼットの中に本棚（閉架）があります。デスク周りの壁の余白が殺風景すぎて落ち着かないから、額縁かけるなり何かしたい。
デスク。パソコンが3台もあり非常に邪魔。本棚の上にあるデジタルクロックは貰い物で、お洒落でいいのですが夜はめちゃくちゃ眩しいです。寝室に置くのはおすすめしません。友達に「どこの？」と訊かれやすいゴミ箱はideacoのもの。ゴミ箱に4000円は庶民には厳しいけれど、ゴミ袋を取り替えやすくて最高。形状のおかげでゴミ箱を倒しても中身が溢れにくくて助かっている。全ての人に使って欲しい。寝室にも同じゴミ箱がある。
テレビ周り。同居人のこだわりにより、テレビ裏につっぱり式の棚を設置し、スピーカーを置いている。一人暮らし時代に私がサイズをミスってポチった43V型のテレビ（ここ数年最大の過ち）にスピーカーがつくことで、大迫力の映画が観られます。気を抜くとテレビ上の棚が同居人の祭壇になりつつあるのでなんとかしたい。
キッチン
一応カウンターキッチンになっているが、カウンターといっても奥行10cmしかないため飾り棚にしかならないと不動産屋にディスられていた。それでもまあまあ気に入っている。（この規模の賃貸でカウンタータイプの物件は結構珍しい。）壁面に磁石が付くので、強力なフックを付けてフライパンとかいろいろ吊り下げてます。整いすぎず、適度にごちゃっ…とした生活感あるものが好きで目指している。めちゃくちゃ人に聞かれる宙づりバナナは、換気扇の囲いにS字フックでかけているだけ。ユーチューバーのinliving.さんの真似。バナナの皮が黒ずんでも中身が腐らず超有益だった。
無駄に広くてかえって殺風景だから、無印良品のスチール製オープンラックを置いている。本当は銀ピカステンレスが良かったけど予算的に断念。大きいサイズだけセット売りしていなくて、パーツごとに購入するんだけど、通販だとパーツごとに送料がかかり、送料だけで計1万円かかったので、店舗受取にして頑張って運んだ。それもいい思い出。みなさんはご注意ください。無印は送料の鬼畜さを度外視すれば組み立てが簡単な親切設計だからうれしい。普段IKEAを利用しているとありがたみが染みる。と言いつつ、キッチンではIKEAの椅子にお世話になりっぱなしだったりする。
オーブンが置けるように一番上の棚を大きめにしたけれど、当分置く予定がないので、このスペースをいかに使うかが今後の課題。
洗い物は言わずと知れた名品、Georg Jensenのティータオルを敷いて乾かしてるけれど、めちゃくちゃ良くてQOLが上がった。洗い替えも含めて3枚持っている。人にもプレゼントしまくった。キッチンの広さに関わらず使えてよい。はやり評判な物にはそれなりに理由があるのだと悟った。水切りかごを置いてもいいんだけど、出したりしまったりが面倒なので。今後もヘビロテしようと思う。
寝室
これまでシングルベッドを2つくっつけて頑張っていたが、ベッドの処分＆買い替え、ダブルベッドになった。IKEAやニトリ、各種通販サイトを鬼の眼でリサーチし、自分が追い求めるベッドはとても高額で、現状では到底買えないという現実を知った。デザインのいいものは高い、これは真理だ。妥協し、デザイン的に妥協できるものを楽天で3万くらいのダブルベッドを購入。ここを終の住処とするわけじゃないから今はこれでよいと割り切った。マットレスだけは同居人が異様なこだわりを見せ、高いやつをポケットマネーで買ってくれた。感謝。写っていないけれど、手前にはテレビもある。たまに同居人がベッドの上に無印良品の人をダメにするソファを置き、廃人モードでゲームしているため、便利なのもよし悪しだなと考えたりする。
結局ベッドの色が想像より黄みがかっていて絶妙に気に食わなかったから、DIY用の木目調シートでリメイクした。我ながらいい出来。木の家具を買おうとすると黄みが強いものが多いため苦労するのは誰もが通る道。木の家具と一言で言っても、色味は様々だから難しい。なんとか横にあるサイドテーブルとも色味を合わせることができた。サイドテーブルはTwitterやっていれば一度は見たことあるIKEAの名品。
寝室の照明も調光できるから、用途に応じてアレしている。ベッドに寝転んで本を読むとき用に使っている。
今後の大いなる野望
予算の壁と戦いながらなんとかお部屋ができてきた気がする。半年前に引越しして、そもそも引越しでけっこう出費しているからしんどかった。無駄があって整い過ぎず、適度に散らかっていて生活感がある部屋を目指しており、この調子でなんとか頑張りたい。生活に必要なものから優先して集めたので、今後は雑貨とか、飾るものとか、いい意味で無駄なものを飾っていきたいえ。ただ好きなだけの意味ありげなオブジェとか置きたい。今は雑貨屋さんとかセレクトショップの通販サイト見てあれこれ吟味するのが楽しい。欲しいとおもうのはタダなので。今後も倹約生活しながらがんばります。
また半年くらいしたら「部屋作りの記録２」をやりたいです。
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（お部屋に登場したものはこちら↓）
