高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

家主を聴きにSOCIAL CASTLE MARKETへ行った

 日曜日。今日は名古屋城で行われているイベントに行くことにした。私と同居人がすきな家主というバンドがライブをする予定なのだ。本当は午前中から行くつもりだったけれど、アマゾンの再配達を今日の午前中に指定していたから諦めた。運送屋の皆さんには常日頃たいへんお世話になっているから、嫌な感情のない関係性でいたい。自分で日時指定をしたのだから、せめてその約束くらいは守る人間でありたいのだ。平日はたまに仕事で間に合わないことがあるから余計にそうだ。休日に普段の罪悪感の釣り合いを取っている気分だ。

 11時ごろ、アマゾンから荷物を受け取って名古屋城へ向かう。名古屋に住んでいるものの、名古屋城へ向かうのはかなり久しぶりだ。名古屋城は愛知県庁や名古屋市役所本庁舎のほど近くにあるが、ここは現在の都心ではない。なにか特別の用事がない限り、生活の上で立ち寄ることのない場所だ。

 この土日に行われている『SOCIAL CASTLE MARKET』というイベントは、これまでは栄駅のテレビ塔付近で『SOCIAL TOWER MARKET』として開催されていたようで、雑貨屋や食べ物の店が数多く出店している大型マルシェのような感じ。野外ステージもあり、ライブも楽しめる。今日は気温30度を超える夏のような日だったけれど、都心とは程遠い名古屋城はたくさんの人でごった返していた。

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 出店の中にはハンドメイドのアクセサリーや焼き物、書店や、各種ジャンクフードなど幅広かったが、コーヒー屋さんがとても多くて印象的だった。東海三県にはまだまだ知らないお店がたくさんあるんだなと感心した。高温多湿の環境でうろうろ歩いているとすぐにのどが渇く。こんな時にコーヒーはごくごく飲めて、はるか昔にこれが薬であったことを実感する。滋養強壮って感じだ。以外に生花店が多かったのも意外でびっくりした。若いカップルや女の子たちが花束を手にもって歩いているのはとても不思議だ。イベント全体の雰囲気としては「森、道、市場」のマルシェ要素が強い版という趣き。

 15時20分からお目当ての家主のステージ。少し早めに屋外ステージの前で待機する。屋根の内側には大量の花が吊り下げられていてとても凝っている。

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 ステージ最前近くを陣取る。まだ開始まで20分近くあったが、リハも贅沢にやってくれて、雑談交じりにそのまま本番にぬるっと突入した。前回のライブは今池駅にある得三というライブハウスでの公演で、座席に座って観るコロナ様式のライブだったからか、今回のライブは開始から大盛り上がりだった。お客さんがみんな音楽に身を任せて体を揺らし、開始早々バイブスが最高潮といった感じ。

 特に「茗荷谷」という曲を聴けたのがすごくうれしかった。なんとなく、ライブでやらないんだろうな、という予感がしていたからだ。こんなスペシャルなライブを名古屋城の入場券のお代だけで聴けてしまっていいのだろうか。リハ含めると16曲、単独公演さながらの満足感だった。また名古屋に来てほしいな。

~~リハ~~
1:陽キャ
2:めざめ
3:夜

~~本編~~
1:Cheater
2:茗荷谷
3:家主のテーマ
4:生活の礎
5:それだけ
6:マイグラント
7:カメラ
8:お湯の中のナイフ
9:NFP
10:p.u.n.k
11:にちおわ
12:オープンカー
~~アンコール~~
13:近づく

 

(未来のファンに届け。。。)