高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

月末徒然

 水曜日。そして月末。今週に入ってからとても怠い。台風の影響なのか急激な寒暖差のせいなのか、ネットを見る限り多くの人が凄まじい気怠さを感じているようで心底安心した。8月末から朝晩が涼しくなって、人間(主にわたし)は寒暖差にやられているが植物たちはまた生育が始まってきて調子がよいからうれしい。

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(我が家のオベサたち。色がよくなってきた。)

 守銭奴として家計簿をつけている。と言っても、現在は便利な家計簿アプリがあるから自分でやる作業は少なくて、月末に誤差を修正して翌月の予算設定をするくらいだ。これまでと比べて贅沢な生活をしているわけではないが、食費が分かりやすく増えていて物価高騰の煽りを感じる。みんなどうやって暮らしているのだろうと素朴に思った。魚の切り身を買うだけで躊躇する私がいるし、野菜をバランスよく食べることさえとても贅沢なことになってしまった。揚げ物ばかりになったとしてもスーパーで惣菜を買うほうが経済的なことも多い。小学校時代に金持ちの家の女の子が、「〇〇君の家はビンボーだっていうけど、お母さんも〇〇君も太っているから食費を削ればいい」と嘲笑っていたことを思い出す。そうじゃないのだ。健康的な食事がとても高価で、惣菜や菓子パンは安くて栄養が偏っても豊富なのだ。私も惣菜に頼り過ぎず自炊でうまいことやりたいが果たして。

 私がツイッターでフォローしている人は何らかのオタクであったり、好きなものに熱中している人が多いのだけど、隣の芝は青いというか、どうやってその費用を捻出しているんだろうと思ったりする。洋服が好きな人はどうやってそんな高い服を買っているんだろう、アイドルの追っかけしている人はどうやって旅費やグッズ費用を確保しているんだろう。もしかしたらみんな私と変わらなくて、ツイッターには書いていない実生活の中でかつかつになりながら頑張っているのかもしれない、と考え直す。私も、好きなだけ本やレコードや植物を買っていて、どうやってその費用を…と思われているかもしれないし。みんなきっと生活にはそれぞれ苦労していて我慢している部分も多くて、だからこそ人のアカウントを見て「パパ活だ」とか安易に叩くんだろうな、と思う。(でも女だから稼げるわけない、パパ活で楽に稼いでいるに違いない、って風潮は差別意識の裏返しだから許せない。そんな経済状況を作った国も恨めしい。)

 最近、このブログの閲覧数が増えている(いつも読んでくださっている皆様はありがとうございます!)。先月までは、一日当たりの閲覧数は平均して100前後だった。土日は閲覧数が増えて200~300行くこともあるけど、平日は少なめで100を下回ることもあるって感じ。
 ところが今月は平日でもアクセス数が200前後になってきて、読者登録も急に増えた。素朴にえ?なんで?と思って、Twitterエゴサしたところ、特別にブログが拡散された様子もない。はてなブログの機能でアクセス元を見る限り、はてなブログ経由でこのブログにたどり着いた人が格段に増え、さらにグーグル等の検索エンジンからの流入が以前よりも格段に増えているようだった。何度かはてなブログ公式さんに取り上げていただいたことがあるが、そのたびに格段にアクセス数が増える。公式は強い。そして公式は生まれたばかりの小規模なブログもちゃんと見ているのだと学んだ。取り上げるブログをどういう基準で選んでいるかはさっぱりピーマンだけど、頑張れば見てくれる公式であることは心強い。特にブログで頑張りたいと思っている人はそうだとおもう。

(↑Googleアナリティクスで見ると、この記事のはてなトップページから経由のアクセスが異様の多い。掲載されてたのか?)

 そのほかにはGoogle等の検索エンジン経由のアクセスなわけだけど、これは読者のほうがピンポイントで知りたい情報があって、それを目的に検索したどり着いたらしかった。例えばこんな記事が検索エンジン経由のアクセスが多い。

 当然といえば当然なんだけど、こういう特定の記事は読者登録してくださった方以外のアクセスが増えてく傾向にあるからスターは増えない傾向だけど、検索エンジンからの流入が断続的に続いてアクセスが安定していた。こんな無名ブログのイベントのレポ、作品のレビュー、自分が分からなくて調べたことの備忘録などは単純に需要があるんだなと感じた。あとは仕事の愚痴とかの記事も地味に安定してアクセスされている。ブログで頑張りたい人は、こういう記事を押さえておいて、定期的に適宜更新して新しい状態を保つといいのだろうね。あと、はてなブログの機能としてページ下部に関連記事を表示する機能はあるんだけど、それに頼らずに自分で関連記事のリンク貼ったりして誘導したりとか工夫を重ねるとアクセス増に効いてくるんだろう。そうやっていろいろ考えていくとブログで食べている人ってワーカーホリックじゃないとできない気がしてくる。ブログで成功する人って、普通に雇用されて働いていてもそこそこ成功する人なんじゃないだろうか。私はブログを1年近くはぼけーっと何も考えずにやっていたから、そういうことをはじめから考えて書ける人はえらい。そんなことを考えた月末。