高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

ペンケース考

 月曜日。成人の日。11時半ごろまで寝てしまって流石に過眠気味。頭が痛い。世間的には成人式の式典も終わっている頃だろうかと思う。

 今年は新しい何かを勉強して資格を取り、安心感を得つつ、今の職場以外にも潰しの効く人材になっていきたいと思うところです。働きたくないと思っているのに何を考えているのだろうと思うのですが、知識欲はあるから勉強をすることは苦ではありません。資格を取る、ということは新しい分野の勉強を始めるにはちょうどいい制度で、参考書もある一定のゴールも整備されているからラクでいい。資格をとることをゴールにしてもいいし、興味が持てたら取得後も継続して学び続けるのも良し。趣味検定も多いから知識欲を満たすにはちょうどいいな、と思う。こういうのをやっていると何もしていない人間ではないと安心感を得られるというのも利点だ。
 職場で取るように言われている個人情報保護士(民間資格)の受験が3月にあるから、その次はなにをやろうかな〜と考えている。無難な英語系でもいいし、ウェブ系とか情報系の資格をとってもいいかもなと思っている。とりあえずは3月に確実に試験に通らないといけない。普段業務で嫌でも扱っているから、まあ大丈夫だと思っているけれど。

 あまり書くネタがないものだから、いまのペンケースの中身でも晒そうと思います。ペンケースって、学生の頃はみんな持ち歩いていたのに、大人になると持ち歩かなくなる人も増えてしまう。私は人のポーチやカバンの中身を見ることが好きなのですが、ペンケースを見るのも好き。中身を見ることでその人のひととなりがわかったりするんですよね。ペン一本しか持ち歩かないひとから、大きなペンケースに色ペンや付箋がたくさん入った人までいて見ているだけで楽しい。こだわりの有無とか、何を重要視しているかとか。そういったものがよくわかる楽しさがあるけれど、学生でなくなるとなかなか人のペンケースを見る機会がなくなる。だからまずは自分のペンケースを晒して人のものを見せてもらいたいという算段。ということで、私のペンケースは現状、こんな感じ。


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今のペンケースのテーマや目的としては、大体決まっていて、

① 最低限の筆記具が入る安価なペンケース
② 飽きの来ないものを使う
③ カラーペンに拘らず最低限を持ち歩く

を満たすように買っている。文房具というものがもともと好きだから、ある程度自分にルールを課さないとなんでもかんでも買ってしまうから、自戒が大事。文房具は日進月歩でどんどんいいものが発売しているから、私自身がどんな目的で持ち歩くのかという軸がないと終わりなく散財してしまうので。今は学生時代のように家の外で

 ペンケースはパピエティグルのメッシュペンケースを使っています。フランスのメーカーだけど千円ちょっとくらいの安価なもので、Amazonなんかで普通に買えるものです。ここの文具は色使いがとにかく鮮やかでよい。革小物がすきだから本当は革のペンケースを使いたいけれど、文房具を入れていると中が汚れて劣化することが多いから、ペンケースは消耗品だと割り切って安価なものを使い、古くなったら買い換えることにしている。事務職だし、仕事相手の前でペンケースを出す場面もないし、これで十分。(化粧ポーチも同じ理由で安価なものを使うことにしている。)


(いろんなサイズのメッシュポーチがあって、それぞれ色合いが違う。)

 安価なペンケースを使うのは学生時代から一貫していて、大学院時代はnaheのポーチをペンケースがわりに使っていた。これもいろんなサイズ、カラー展開があって可愛いし、こちらは数百円で買えるから文具をガシガシ使いたい私にはもってこいだった。ペンケースはもう使っていないけど、今でもB4サイズのポーチを使っている。大学時代は無印良品の適当なペンケースを使っていたような気がする。


(naheのポーチをペンケースとして使ってた。)

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 主力の筆記具はLAMY Safariのボールペン(左)とHEDERAのシャープペン。ラミーのボールペンは中身にジェットストリームの0.38の替芯を無理やり入れて魔改造して使っている。互換性は無いけれどマステを巻いたりして調節すれば使える。輸入文具を使うといかに日本に筆記具メーカーのインクが安価で素晴らしいかがわかってしまうから、申し訳ないけどLAMYの純正インクは使っていない。でも軽いプラスチックのペン軸としっかりとしたペンのフックが好きでずっと使っている。シャープペンは頂き物。こだわりは無いからたまに他のものに入れ替わったりする。

 

 

(カラバリがあって迷った結果、無難な黒を選びがち。)

 シャープペンに関しては、ガリ勉学生期はステッドラーロットリングなどの製図ペン系を愛用していました。低重心系のペンが好きで、クルトガなんかは使っていなかったな〜と今更思う。最近はそこまでガシガシ書くことも少なくなったから特にこだわりは無しです。学生時代ははシャープペンにも派閥があって面白かったなと思う。

 

(今も自宅で使っている一番右の製図ペンがもうすでに廃盤らしくて悲しくなった。)

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 蛍光ペンはみんな大好きマイルドライナー。灰色と水色を常備していて、あとからコピーを取るかどうかで使い分けている。水色だとコピーした時に写りにくくて良い。正直持ち歩かなくても全く問題ないくらいだけど、あったらあったで便利。

 ずっとこの2色使いで高校生くらいから生きてきたから、この先もずっと生産してくれないと困るくらいに愛用しているし、業者かと思うくらいに自宅にはストックが置いてある。なくてはならない存在。一時期スタビロに浮気していた過去もある。

 

(よく雑貨屋で見るスタビロのペン。いろんな形状のものがある。)

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 付箋はポストイットのフィルム付箋を愛用。ポストイットの付箋はやたら高価でいつも怒っているが、学生時代からいろいろ試した結果、宗教上の理由によりポストイット以外は付箋と認められない体質になってしまったからずっとこれ。フィルム付箋はダイソーなんかでも売ってるけど、貼って剥がしてを繰り返しているうちに本や書類に糊が残るのが許せないから結局ずっとこれ。高いだけあって糊残りがしなくて嬉しい。もうこれ以外の付箋を知らないくらいの長い付き合いになっている。Amazonのセール時にまとめ買いして安く済ませている。ペンケースに入れているのはフィルム付箋だけだけど、髪の付箋もポストイットを愛用している。

(単品で買うと高いから、セット売りをお気に入り登録しておいて、値下げしたタイミングで買うのがコツ。)
 どうでもいいけれど最近のポストイットはやたらオシャレなカラーの付箋も出していて、ちゃんと若者を心をくすぐり続けていてえらいなと思った。企業努力。この辺りはあまり値下げしていないから私は買っていない。

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 そのほか、消しゴムは無印良品の黒が硬くて使いやすいからずっと使っている。筆圧が強くて字がなかなか消えず、MONOとかを使うと消しゴムが割れてボロボロになってしまうからハード系が好き。正直こだわりはない。
 サインペンは無難なプロッキーの赤と青。これは正直なんでもよくって、細字と極細字のツインペンになっているタイプのもので手頃なものを適当に使っている。細かいかきこみをするときは極細字を使い、ラインを引くときは細字を使う。仕事でも手頃に使えるし、なくした場合にも打撃が小さいから重宝している。

 こんな感じで今は持ち歩いているけれど、やっぱり最近は人のペンケースを見ないからとっと寂しいなと思う。学生時代は、人の持ち物見て憧れたり、欲しくなったり、初めて見るものに驚いたり、楽しかったから、また他人のペンケース見て楽しくなりたいなと思いました。おしまい。