高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

短い話

 月曜日。なんだか無性に寝起きがよく、5時過ぎに起きてしまった。うまく二度寝できなかったから、積読してあった入江亜季『旅』を読む。同作者の『北北西へ雲と往け』も読んでいるのだけど、アイスランドの土地の自然とか、食べ物とか、旅する際に乗っている車とか、そういった写実描写が美しくて引き込まれるいい漫画。一緒に旅した気分になる。

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 これは短編集で、短い話がたくさん入っている類の単行本。私は漫画の短編集が好きで、短編集が面白い漫画家さんの作品を集めているのだけど、これも私のコレクションの一つに入ってきそうな良作だった。あとがきに入江先生が「短編は好きです。短い話で大きなものを描く楽しみがあります。詩に似ています。」と記していてまさしくその通りと思ってグッときた。壮大な旅の話も、とても些細な話もたくさん入っていて朝から楽しい気持ちになれた。

 今朝はいい日差しが入っていた。植物たちに水をたっぷりやる。

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 朝の身支度をしていて、洗面所の鏡に映った自分の顔色が悪すぎてドン引いてしまった。目の周りのクマがびっくりするくらい濃い。NARUTOに出てくる我愛羅みたいになっている。自分はもともと寝不足でなくてもクマがある体質でなんなら幼稚園時代からクマがあったのだけど、ここまで酷いのは初めてだった。普通に毎日出勤しているけれど相当疲れてんだな自分、と不意に冷静になった。同居人には「あなたよく倒れずに毎日仕事行けるよね」と半ば呆れられた。私もそう思うよ。

 仕事。最悪だった。以上。終電で帰って就寝。

(特装版買えばよかったかも〜と今更思っている。)