高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

後夜祭

12月26日(土)。絶妙に曇り。洗濯物が乾きにくい。

味気ないクリスマスも音速で過ぎ、10時くらいに起床。シュトレンを薄く切ってコーヒーと一緒に食べた。シュトレンは日に日に熟成され、しっとりしてきて毎日美味しい。お店ごとに味付けや混ぜ込んであるフルーツも違っている。

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大学院時代に、学内にカフェがあって、そこで毎年クリスマス近くになるとシュトレンを売っていて、それを好んで食べていたことを思い出す。そのカフェ、スライスしたシュトレンを一枚100円で売っていて、ちょっとだけ食べたい欲を叶えてくれて最高だったんだよね。貧乏学生だったからありがたかった。キンダーブッシュという、ワインとスパイスとフルーツを煮込んだ飲み物と一緒によく食べていた。カフェのマスターと仲良くなって、売れ残った廃棄になるお菓子やカレーを食べさせてもらったり、本当にお世話になった。お元気にされているだろうか。

昼は同居人とだらだらしながら、ステイホーム時間を満喫した。私は藤本タツキ「ファイヤパンチ」を読んだ。チェンソーマン描いた人の漫画。画力の塊すぎて圧倒される。展開が鬼畜という感想しかない。王道ではないのでサブカル受けしそうな印象。面白かった。恋人は延々と艦これをやっていた。

夜はピザを食べたいという恋人のリクエストで、高いピザを食べに行った。クリスマス後夜祭という屁理屈で。

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高いピザはおいしい。巨大なピザなのにぺろりと完食してしまった。本場イタリアではピザはとても安価なもので、気軽に食べられる日常食だと聞いたことがある。日本ではピザはちょっと高いから、サイゼリアくらい安くなったら国民食になるのになあ。日本はチーズの物価が高いから難しいよなと思いつつ。