高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

クリスマスに興味ないふたりのクリスマス

12月25日(金)。雨が降ったり止んだり。風がおそろしく冷たい。

昨夜お風呂に入る前に寝落ちしてしまい、恋人が叩き起こしても起きなかったらしい。この件については、後から「エロいことできなかった」と恨み節を言われた。ごめんなさい。5時ごろに起床し、急いで入浴。フジファブリックのアルバム「CHRONICLE」を聴きながら湯船に浸かった。フジファブリックのかつてのフロントマン志村正彦が11年前の今日に亡くなって以来、だんだんとその事実を受け入れているのが悲しいような気持ちになる。このアルバムは志村が最後に手掛けたアルバム。ストックホルムの音楽スタジオに籠もって作ったせいか、どことなく冬の気配がする。

何とかいつも通りに出勤。今日も直属の上司の機嫌が悪くてげんなりする。私のことは嫌いでも何でもいいから、人の上に立つ以上は自分の機嫌を露呈しないでほしい。と当然のことを真面目に考えてしまった。今日は思いの外、抱えていた業務が進んだので、年明けの1月4日は有給を取った。それはそれは強い気持ちで取った。これで年末年始は7連休だ。昨年は何もしなくても10連休だったから、今年はカレンダーの並びが悪い。
非常勤さんに一口サイズのシュトレンをもらえて飛び跳ねるくらい嬉しかった。何気に今冬初だったのだ。でも「一口あんドーナツだよ」と言われてもらったから、食べた瞬間ラムレーズンの味が来てびびっちゃったのは秘密。こういうイベントでささやかなプレゼントをくれる人って素敵だ。私もそうなりたいけど、なかなか難しい。金銭的に。

強い気持ちで18時に退勤。帰宅するとさすがに同居人は起きていた。
今日もごはんどうしようかとグダグダし、クリスマスだから惣菜やコンビニ飯で散財しよう!ということになった。なんて楽なふたりなんだろうか。

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こんな程度の低い食事をしながら、テレビをつけたらやっていたMステの特番を観た。ビリー・アイリッシュにbad guyなエピソードを訊かれて赤面するタモさんが個人的ハイライトだった。これを観終えると一気に年の瀬なんだろうな。