高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

ゆかり

 日曜日。よく晴れている。今日は夜まで特段用事がない。用事がないと家で仕事でも、と思ってしまうところをこらえ、コーヒーで一服。時間に余白があると仕事しなきゃと思ってしまう、骨の髄までしみ込んだ社畜根性をどうにかしないといけない。

 なるべく余裕がある時に仕事を進めておいて、平日はほどほどの時間に帰りたいという考え方の人は結構多くて、私は最近その気持ちがよく分かってしまう。本当は毎日致命的な残業が発生しない職場であるべきで、こんなのは間違っているのだけど、だからと言ってこの現状が改善されるわけではないから、自分自身で創意工夫するしかない。夜の22時とか23時とかもっと遅い時間に帰る毎日というのは、何かを犠牲にしないと破綻しない毎日だ。風呂入って寝るだけで終わる。睡眠時間を犠牲にして自炊したり、お金を犠牲にして外食で済ませたり。独身でこんなにつらいのだから、家族やこどもがいる人はもっとつらいだろう。だから私の職場では、なにも用事がない週末に出勤して仕事を進めておいたり、残業できる日にまとめて残業したり、そういう人が後を絶たない。かなしい。だけど私は今後、なるべくそういう仕事をしないようにする。会社が間違っているのだから。ささやかに反抗していかねばならない。

 午後。生命保険の営業の人が来る。加入したお礼の品を持って挨拶に来たみたいだった。たらこのつぶつぶが塗られた美味しいえびせんを貰う。この後は息子さんのサッカーの送迎をするらしい。日曜日までお仕事なんて、保険屋は大変だな。絶対にやりたくない仕事の一つかもしれない。その後は平日用の作り置き。副菜をひたすら作って詰めてを繰り返す。鶏肉とほうれん草は冷凍した。

 ゆかり和えという食べ物が好きで、野菜等をふりかけの「ゆかり」で和えただけの簡単料理だ。他に味付けがいらないし、野菜が薄紫に色づいてとても良い。こんかいは茹でたもやしとスライスして塩もみしたきゅうりで和えた。これに昆布茶とかを入れても美味しい。

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 同居人が散歩したいというので外へ出る。歩いて20分くらいのところに駄菓子屋さんがあって、散歩がてらそこへ向かった。よくある菓子問屋みたいなところで、段ボールに入れて積んだだけのお菓子が所狭しとおかれている古き良き店だ。我が家の生命線でもある。ついでにピクミンと歩いていた。西日がまぶしい。

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 帰宅し、私は名古屋駅へ。全身脱毛の施術。今日はめちゃくちゃ痛かった。残りの毛が少ないからレーザーの出力を上げているのだと思う。まだムダ毛がいっぱいの時はレーザーが弱くても反応するけど、ある程度減って細くなってくると反応しづらくなる。痛みには強い方なのだけど今回のは紛れもなく痛い。看護師さんから「レーザー出力下げますか?」と聞かれるも、この痛みに耐えなければ永久脱毛が遠のくから耐えた。脱毛って、「6回で30万」みたいな料金体系だから、レーザーを弱くしてその場はよくても、全体で考えるとコスパが悪くなる。世知辛い。看護師さんが励ましてくれてとても良かった。

 帰宅後はご飯。しょうが焼き定食みたいな感じになった。

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 今日は仕事をしなかったからめちゃくちゃゆっくり過ごすことができた。本来の休日1時ごろ就寝。