高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

バーチャル花野

 土曜日。7時に起床。今日は心療内科へ通院の日。毎日なんだかんだ激務をこなしている私が、実は薬を飲まないとそれさえできないことを思い出す日です。身支度を整えて出発。
 バス停。異様にバス車内が混んでいた。名古屋市はバス網は発達しているほうだと思う。けれど私が普段利用する路線の途中で大規模な交差点の工事か何かがあるらしく、最近ダイアが乱れがちだ。タイミングが悪いとパニック映画みたいなバス車内になる。

f:id:hazukikose:20211106234526j:image

 栄駅で降りて病院へ向かう。サンシャイン栄の前ではアイドルが野外ライブを行っていた。緊急事態宣言が解かれて活気が戻っている気がする。せっかく街にきたからPikmin Bloomをやる。ピクミンシリーズは初代からやってきたから、ピクミンというキャラクターに異常な愛着がある。ピクミンブルームは、歩くことでピクミンを育て、ピクミンを使って果物を運んできてもらったり、それで得た蜜をピクミンに与えて頭部に花を咲かせ、その花びらをもらったりする。その花びらを使うと道に花を植えて歩けるという謎設定により、自分の歩いた後を花でいっぱいにすることができるのだ。テレビゲームのように、強い敵と戦わせてピクミンが食べられたりする要素はなくて、現時点では平和なゲームに思える。今後アップデートされてバトル要素も加わるのだろうな、と思うと心が痛む。この子たちに戦わせたくない。テレビゲームではたくさんのピクミンが死ぬ。
 それにしても栄の街はどこもかしこも花だらけですごい。一面の花畑という感じ。東京とか、もっとすごいんだろうな。たくさんの人がピクミンと縦横無尽に歩き回っているらしい。

f:id:hazukikose:20211106234703j:image

 病院では、前回処方された睡眠薬の効きはどうだとか、最近の仕事はどんな感じとか、その辺りを聞かれた。最近は激務で体力的にはしんどいです、と答えると、とりあえずお仕事が落ち着くまでは薬を飲んで様子をみましょう、となった。落ち着くときは本当に来るのだろうか。
 病院が終わった後は昼食を取ろうと栄駅の地下街を物色していると、星乃珈琲店が空いていたから入った。通院の日は好きなだけ散財してよいこととしているため、これくらいの浪費は許される。かろうじてモーニングを注文できる時間だったから頼んだ。コーヒーとモーニングプレートセット。860円くらい。目玉焼きのしたにもパンケーキがあって、隣にはデザート枠のパンケーキが載っていた。美味しいけれど量がお上品すぎて5分で完食した。ダイエッターだから気にしない。

 13時半から美容院の予約があるのだけど、時刻は11時。家に帰るのも面倒だろうと思って本を持ってきていたから読んだ。『やがて秋茄子へと到る』という歌集。短歌もさることながら装丁も美しくて本まるごと名作だと思う。カバーがですね、油絵を描くときに使うキャンバスみたいな手触りなのですよ。ずっと触っていたくなる。わたしのなかで秋といったらこれなのだけど、四季折々の美しさやかがやきにはっとする歌がたくさんあってどの季節にも読みたい歌集。

f:id:hazukikose:20211106234538j:image  f:id:hazukikose:20211106234603j:image

 12時ごろに混んできたから退店し、ピクミンと共に外へ出る。最近オープンしたディスクユニオンへ向かう。ディスクユニオンは名前の通りレコードやCDなどを新譜から中古まで販売する店で、ついに大手が名古屋に上陸してくれたと歓喜していた。ほんとうにレコードってブームなんだな。やっと店を訪れることができて嬉しかった。広い店内に大勢の客がいて、みな一心にレコードを漁っている。オープンから火が浅く土曜日ということもあってかそれなりの混雑。今日は冷やかし程度にと、30分くらい物色して退店した。

 その後電車で美容院まで。今はショートボブだから月一で通っている。ショートは楽でいいけれど、定期的に切らないとすぐに型崩れするから結局どっちもどっちだよなと思う。伸びるのが早くて多毛だから余計、一ヶ月で頭部が膨張してしまうのだ。担当の美容師にも「めちゃ伸びるの早いですね〜1センチ以上伸びてるし、何より毛量すごいですね〜」とお墨付きをもらった。美容師さん曰く、今まで見た人の中で五本の指に入るレベルの多毛らしい。一ヶ月前の完璧な形の髪型に戻してもらった。満足。帰りにミスドへ寄ってドーナツを買って帰路についた。

f:id:hazukikose:20211106234515j:image

 帰宅後はのんびりして過ごした。今日はピクミンのおかげで3万歩くらい歩いたから、ドーナツ食べてもカロリーゼロと思う。

 

(今日読んでいた本。)