高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

肌が弱くても死なない

 朝から変な天気。ここのところ湿度が高くて不快な日が増えている。蒸し蒸しする。夏の気配がする。

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 私は慢性湿疹があり、肌がとことん弱い。今はとても落ち着いているけれども少しでも油断すると全身が湿疹だらけになってしまう。記憶では小学校高学年くらいから皮膚科通いをしていて、医者に「汗だけで荒れてしまうから、汗をかいたらすぐに洗い流すなどして清潔に保つこと」と口酸っぱく言われていた。
 そうは言っても、当時の公立学校なんてエアコンが教室にないことの方が当たり前で、汗ベタベタになりながら1日を過ごしていた。高温多湿の夏は大敵。休み時間にトイレに駆け込んで汗拭きシートで全身拭いてもキリがなくて、移動教室があったりするとその時間もない。本当にそこらじゅう荒れ放題で悲惨だった。お尻一面に湿疹ができて、通気性のない木の椅子に座っているものだから、汗が溜まって荒れて、下着が血まみれになったこともあった。辛かった。

 大人になった今は、職場も夏になればエアコンが入るし、家でも気温を適切に保てる。いい皮膚科医を探し回って腕のいい医者を見つけることも出来て、今は特に症状には悩まされていない。事務職に就職したのは、エアコンのある屋内業務のほうが肌を管理しやすいというのも正直あった。皮膚の弱さで死ぬことはないけれども、生き地獄だとは思う。耐えられない痒みや痛みに苦しむ。その見た目にも傷つく。同じ悩みを抱える全ての人と友達なれそうなくらいだ。健やかに夏を越したい。

 仕事。連日のように突発的な案件が押し寄せている。窓口業務は辛い。担当は窓口業務だけではなくてあらゆる役割を兼務しているから余計につらい。そんな一日。20時に退勤。残りは家からやることにする。退勤を急ぎすぎてコートを執務室に忘れたまま薄着で帰宅していた。

 帰宅。大葉とチーズを豚バラで巻いた肉巻き。塩胡椒だけで味付け。今回は大葉を多めにしたから香り高くて美味しかった。甘辛ダレを絡めてもおいしいだろうなあ。味噌味噌汁とサラダを合わせた。

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 リモートで仕事をして、1時過ぎに就寝。しんどい。生きる力が試されていると思う。