2月2日(火)。節分。節分の日付がずれるのは百何年ぶりのことらしい。
節分大好き。なぜなら炒り大豆を好きなだけ食べられるから。職場でのおやつ用に福豆を持って行くことにした。個包装だから仕事の合間につまみやすい親切設計。腹持ちもいいし最高の食材だ。同居人にも分け与えようと思ったら要らないと言われてしまった。大豆という食材に特別な感情がないらしい。大豆美味しいのにね。残念。
私にとって、節分は車記念日。二十歳の時、アルバイトで貯めたお金で人生初の車を買った。その納車日が節分だった。当時は交通の弁が悪い実家から大学に通っていて、徒歩と電車とバスを経る毎日はかなり負担だった。バスが一時間に一本もないものだから、地元から大学通いしてた人のほとんどは車を持ってた。そこは田舎の宿命でもある。しかし我が家は超放任主義だから、高校卒業後は自分で生きろといった雰囲気だった。大学の学費もすべて自分でなんとかしなさい、って感じ。おかげで逞しく育った。
そんな環境だったから、大学生になって、実家に入れるお金の余りをちょっとずつ貯金し、一人で契約できる歳になってやっと買えた。中古車(軽)だったけれど、当時の自分には高額な買い物で思い入れのある可愛い車だった。5年落ちくらいだったかな。その車は走れなくなるまでしっかり乗り潰した。
今は名古屋に住んでいて、車は同居人のものが一台あれば十分だからマイカーは持っていない。けれど、いつか富豪になれたらまた車欲しいな。運転することがものすごく好きで、その辺を歩いて散歩する感覚でドライブできる。身体と一体化しているって感じ。脚を拡張したメディアが私にとっての車。
19時ごろにAmazonが来るから、集中して仕事を終わらせ18時ごろに退勤。急いで帰宅して何とか間に合った。ギリギリセーフ。日々の日用品などをセールで買っておいたものだ。とりあえずウォークインクローゼットにぶち込んで、夜ご飯を作る。今日は白湯鍋。美味しくできたが写真はない。
同居人が「今日は節分だからお土産」と買ってきたものはヤンヤンつけボーのパーティーパックみたいなやつだった。節分なんて全然関係ないじゃん。たぶん自分が食べたかっただけだな、と思いつつフリースタイル節分を楽しんだ。それにしてもこんなものが売っているんだね。春の訪れをつけボーを食べながら喜ぶ。風流だ。まだまだ寒いけれども。
その後、ベッドを粗大ゴミに出すために、二人でベッド二つを外に運び出した。先日新しいベッドを買ったから、古いシングルベッド二つは要らなくなった。コンビニで買った粗大ゴミ用のシールを貼り、ギリギリエレベーターに載せて何とか運び出す。めちゃ疲弊。腰痛。引越し業者の偉大さが身に染みた。これでやっとスペースができたから、新しいベッドを組み立てることができそうだ。今日は組み立てる元気がないから、床にマットレスを直置きしてとりあえず寝ることにした。