高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

裏腹

 土曜日。ここ最近、体調がうっすら悪い。うっすらというのは、致命的に体調が悪いというわけじゃなく、どこか全力が出せないというか、違和感があって生活に集中できないと言った感じだ。喉の奥に魚の骨が刺さると食事に集中できないみたいな。ずっと身体がだるくて、ぼんやりしていて地に足がつかない感じ。力が入らない。仕事は仕事だから行くしやるけれど、帰宅した瞬間、前借りした体力の反動か糸が切れたように寝落ちしてしまう。ここのところは雨が降ったり止んだりのくりかえしだから、気圧の影響もあるのかもしれない。今日も今日とて眠たかった。

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 植物に水やりをしながら眠い目を擦った。美容院に行くから準備をしないといけないけれど、携帯を見ると朝早くに美容院から着信が入っていた。取り急ぎ折り返すと、どうやら担当の美容師がコロナに感染したため、予約を別日に変更してほしいということだった。今日の予定がなくなり、だるい日に早起きをした目的そのものを失った私はいつも以上に植物の世話をした。活力剤を与えて剪定をして、虫除けをしてベランダ一面を掃き掃除した。

 昼。同居人は地元の友達に会いに出掛けて行った。久しぶりのひとりの時間だった。適当にそうめんを食べる。今年もKALDIのつゆが売っていた。忙しい日にはとても助けてもらっていた。今年もたくさんお世話になることと思う。


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 午後は、このブログを弄ったり、資格勉強をしたり細々活動していたけれど、15時くらいに異様に眠たくなってきて、コーヒーで抗っていたけれどどうにも限界で少し仮眠をとった。自分の身に何が起こっているのだろうかと恐ろしくなる。睡眠一日3時間以下の生活を長年していて寝なくても平気だったはずなのに。意識だけは元気なのに体がいうことを聞かないのがとても辛い。究極的には老いってこういうことなんだろうとあらためて思う。

 起きたら夕方で、気分的にガリガリ勉強したり本を読んだりする気分にはなれなくて、何も考えずに目だけを覚ませるものをしたくて、とりあえずSwitchで64の「マリオストーリー」をやった。小学生時代にもプレイしていたから、とても懐かしくなった。世界観的に、キャラクターが紙のようにペラペラのモーションをするんだけど、64の制約の中でとてもよくできたゲームだなって改めて思った。やり込み要素もめちゃくちゃ多くて、よく考えられている。無心で目が覚めてくるまで遊んだ。こうやって一生ゲームやって生きていけたらいいのに、やりたいこととやらなければいけないことをたくさん抱えて、疲弊した体には生活がしんどい。はやく晴天が続かないだろうか。