高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

火事場のなんちゃら

 火曜日。チランジアから大きな花芽が出ていた。

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 夏のあいだに養分と活力剤をしっかり与えて手塩にかけて育てていたからうれしい。チランジアはとてもきれいな花が咲くものが多いから楽しみ。

 休暇を取得したから休み。今日は短歌賞の締め切りで、今日中に30首を当日消印で送れば間に合うが、まさかの1首も作ってないという危機的状況だった。今日一日でなんとかしようという試みだった。
 なんで一年に一度の大イベント(?)を忘れていたのか分からないが、本当に頭からすっぽり抜けていたのだ。というのも、仕事やプライベートでやらないといけないこと、やりたいことの締め切りがこの月末に殺到していた。あれもこれもやることがあって首が回らず、とりあえず優先度の高いものからこなしているうちにどこかで抜けてしまったのだろうと思う。

 昼頃にアマゾンから「短歌研究」が届いた。誌面にある応募要項を切り取って同封しないと応募できない仕様だ。そもそも前日になるまで要項を手に入れていないところがもう救いがなかった。なんとか手に入ったから、あとはひたすら絞り出すだけだった。すぐ近くに郵便局もコンビニもある。コンビニのコピー機で原稿を印刷して、その足で17時までに郵便局の窓口に出せば間に合う。ぎりぎりまで書いて、並び替えて、誤字脱字チェックをしてを繰り返し、行きつ戻りつをくりかえした。いつもなら構成とかをああでもないこうでもないと考えるのだけど、今回ばかりはかなり手癖に頼って作ってしまった。

 郵便局に切手を貼らずに封筒を持ち込み、その場で計量して郵便料金を支払った。そうすることで、切手ではなくて料金分の「窓口料金計器証紙」を貼ってもらえる。これには支払い時の日付が印字されているから、消印代わりになるため、消印が不要になる。確実に当日消印で出したいときにはこの方法がいちばん確実だということを、投稿をするようになって覚えた。
(切手に消印を押してもらう場合、消印されるのが翌日以降になる可能性はゼロではない。限りなく可能性は少ないとは思うが。)

  帰宅して、散らかりきった部屋をいそいそと片付け始めた。ほんとうにこの一か月間、放置をし過ぎて部屋中が荒れ果てていた。とりあえずやることばかりが山積していた1月がこれで終わる。ここから少しずつ普段の生活のペースを取り戻していきたいがうまくいくかは分からない。また年度末の忙しさが襲ってきそうで怖い。

 同居人が帰宅して、先日いきなり自宅に現れた塊根植物たちが寒くないように即席で居場所を作り始めた。下に断熱シートを敷いて園芸用ヒーターマットと敷いて、強い光を当て、サーモスタットをつないだ。これで常に室温+10℃をキープ出来て、暑くなりすぎると勝手に消える。照明はアレクサ制御で周期的に点く。植物のほうが私たち人間より快適で規則正しい生活ができているんじゃないかと思った。この趣味はもう引き返せないくらい深いところまで来ている。


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