月曜日。月曜日は社会復帰のリハビリだからほどほどで大丈夫。私は有休消化のためリハビリは明日からです。どのみち大丈夫。と思っていたが、朝からめちゃくちゃだるい。だるいと言うのは気分的なものではなく、身体的なものだ。高熱が出た時のようなだるさで、くしゃみ鼻水が止まらず、頭の中で除夜の鐘が鳴り続けているような頭痛がする。でも体温を計ると平熱。意味がわからない。昨日の自愛オーバードーズの反動だろうか。それともお得意のカビアレルギーか、と思ってとりあえずアレルギー薬を飲み、仕事の同居人を送り出してから再度寝た。
昔から、休みに限って体調を崩す。相当にがんばらないと手足に力が入らなくて、何をする気力もわかなくなる。人のためなら何とかなるけど、自分へ向ける配慮が消失する。学校でも職場でも、平日はどんなにしんどくても健康で居られるけど、休みになった途端に寝込むのだ。なんとなく、オンの時は気張っているのもあって、週末はちょっと気が緩むのが原因な気もする。そういう意味では「病は気から」というのも当たっているんだろう。おそらくは、休みだから寝込んでもいいと自分自身を許している。連休だったりすると過眠気味になって、寝ることによって疲れた、さらに過眠してと悪循環に陥ったり。休みがただ休息として機能して終わる。
世の中には、スケジュール帳に余白があることが許せないという行動派の人もいて、土日も無駄なく一日中遊んで活動するというのだから、ここまでくると同じ人間だとは思えなくなってくる。そういう人って、ずっと気張っているんだろうか。それとも、ずっと気張ってなくて自然体なんだろうか。自分で言っていて多分後者だと思う。
昼ごろ起床。ちょっと体調が良くなった気がして、元気なうちにと買い出しへ。近所の木に柿の実がなっていて秋だなあと思う。
近所のスーパーの月曜日は全品10%引きセール(ただし米は除く)。ここぞとばかりにハムとかベーコンとかチーズとか、価格変動が少ないものを買った。そのほか、ピノの箱アイスなど。個包装のピノは手軽にちょっとアイスが食べられて優秀。QOLを底上げしてくれる。帰宅して、トーストの上に納豆とチーズを乗せてグリルで焼いて食べた。
あらびき塩胡椒が意外に合っておいしい。結構カロリー過多なんだけど、納豆が関与しているだけでヘルシーな気がするのは陥穽だと思う。食後、洗濯もの取り込んだりしていたらだんだん気分が悪くなってきて再度ベッドで横になっていた。
夜ごろ。インターホンが鳴った音で目覚める。だるい。宅配から、先日格安でポチった銀杏BOYSのレコードが届いた。最近「懐かしい」という感慨が怖いと思う。なんでも懐かしいを理由に手元に置いておきたくなるからだ。銀杏BOYSなんてCDも持っているし、Apple Musicでいつでも帰るのに、ものとしてレコードを揃えたくなるのはバグ以外のなにものでもないよな。
そのままぎりぎりまで眠り続け、風呂や寝支度を済ませて早々に眠る姿勢に戻った。折角の連休にどこへも行かず、ただ体調を守るだけの一日になってしまったことが悲しい。