高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

雑感まとめ(4/6〜12)

4月6日(月)

 MoneyForwardを見たら口座に60万円も入金されていて驚く。出産時にした異常分娩の処置が手術として見なせるため、保険会社に申請していた給付金が下りたらしい。先週担当者と話した時は「45万円くらい下りるかも」と言われたが15万円も増えている。
 自分が保険料を払ってきたから貰えたお金と理解はしつつ、不意のボーナスのようで嬉しい。育休手当をもらえるが収入減には変わりないから、お金はとにかく嬉しい。お金の心配が精神衛生にいちばん良くないから、あればあるだけありがたい。私が加入しているのは今田美桜が最近のCMに出てる某保険会社だけど、通常の特約に加えて女性特有疾患特約をオプションで付けていたため、そちらの適用も加わり給付金増額になったらしい。ちゃんと保険をかけていると良いことあるんだなと思った。健康すぎて医療保険の恩恵を得ることがなかったから余計にそう思う。

 私は確定申告の準備をしている最中、出産時の請求書の隅々まで目を通していたときに出産費用の一部が保険適用になっていることに気付き、「保険適用ということは給付金が貰えるかも」と思ったことで申請できた。もし何も気づかず申請していなかったら、この60万円は貰い損ねていたんだろうな。第一○命の担当者には「出産費用の給付金申請をされたのは初めて」と言われたから、たぶん、気づいていない人が多いのだと思う。生きていく上で知識って武器だ。

 このブログをご覧の皆さん(男性も)、出産で異常分娩だった場合、医療保険の給付金申請できますよ。帝王切開だけでなく、鉗子・吸引分娩も対象です。ご自身、配偶者、身内や友人が該当する場合は絶対請求したほうがいいですよ。貰えるものは貰おうね。

 夕方。川の近くを散歩。抱っこ紐で6kg超の子どもを抱えて歩くと、足腰にかなりの負荷がかかり痩せる気がする。最近、早朝や夕方に子どもを連れて小一時間の散歩をすることが日課になりつつある。少しでも身体を動かすとすこぶる体調がいい。引きこもり生活は好きだけど体に良くないなと、目を背けていた現実を思い知る。
 住んでいる市は川のまち。そこかしこに川が流れ、川と共に生活している実感がある。川の両側にはたいてい芝生の茂る広い土手があり、子どもがよく遊んでいる。暮らしの中に川があるのは嬉しいことだと思う。

f:id:hazukikose:20260412000536j:image

4月7日(火)

 朝から激しい雨。さすがに散歩できないなと思っちゃう。散歩が一大アミューズメントになっている。自分ひとりなら雨でも全然散歩したいけど、横殴りの雨のなか赤ちゃんを連れ出すのはさすがにな…と、私の中の常識を司る部分が判断する。自分の行動決定なのに赤ちゃん基準で行っている。これを繰り返して人は親になるんだろうな、とふと考える。自分のやりたいことや好きなことを全部諦めたくはないな。

 積読してあった漫画『アルスラーン戦記』を読んだ。我が家の小部屋ひとつを潰して書庫にしてあり、大量の小説や漫画を保管してある。ここ数年はとりあえず買ってはいるものの忙しくて読むのが追いつかず、未読本が多い。育休中になるべく消化したい。できる気がしないが。遠出がなかなかできない代わりに在宅時間が多いのだから、在宅だからこそ出来ることを見つけて時間を有効活用していきたい。
 荒川先生、改めてシンプルに漫画がうますぎるなと思う。ハガレンも銀の匙もこれも、ジャンルが全然違うのに面白い、ページをめくる手が止まらない。作品が常に大人気になるってすごい。あだち充や高橋留美子みたいだ。ハガレン連載時はガンガンの巻頭カラーや表紙絵がハガレンばっかりだったよなあ、と思い出す。年齢がバレそう。

4月8日(水)

 朝から暑く感じる。異様な暑がりの私は朝イチで半袖短パンに着替えたが、寒がりな夫は「あったかいから薄着でいいね」と言い、肌着2枚を重ねた上に長袖を着て出勤していて、非常にどうかしている。夫は真夏でも必ず肌着を2枚重ね着する。気温の感じ方が正反対の二人が同じ家に暮らしていると大変なことが多い。基本的に夏は私に合わせて冷房をガンガンにかけ、夫が服を着込んで耐える。冬は夫に合わせて暖房をガンガンにかけ、私が薄着をして耐える。非経済的な暮らし。今年は赤ちゃんに合わせて、私たち大人が我慢をすることになるんだろう。

 京都の小学生が行方不明になっているニュースがあまりにずっとやっている。嫌でも目に入ってしまい、辛くなる。ずっと見ているから自分の親戚のように思えて来るし、自分の中にもささやかな野次馬根性があることに気づいて苦しい。一度ニュースを見てしまうと、あの男の子が見つかったのか気になってしまう。知りたい気持ちが掻き立てられる。どの放送局もどの番組も、一つの事件を毎日毎日追い過ぎじゃないか。お茶の間のエンタメとして消費されそうな結末をある程度想像して報道しているのだろうかと想像する。私はそんな報道姿勢に踊らされているのかもしれない。もう加熱報道するのはやめてほしい。

4月9日(木)

 友人が来るため朝から掃除をする。家に人を招くと定期的に掃除をするようになっていいと思う。なのに、掃除が大変すぎて「この日にするんじゃなかった」と思うこともある。
 最近、自分が一日に出来ることを適正に見積もることができなくなった。明日あれをしよう、これをしようと目論んでは、その通りに出来ず勝手に落ち込む。完璧主義で、自分の能力を買い被りすぎている。大したことができずに終わる日があることを受け入れたいのだけど、なかなか難しい。

 昼前に友人が来た。車から荷物を出すのを手伝う。私の子どもが寝返りを始めて動くようになったことを話したら、ベビーサークルを譲ってもらえることになったのだ。ベビーサークルとは子どもの行動範囲を制限する柵のようなものだ。友人には3歳の子どもがいるが、もう使わないらしい。ありがたく貰い、その後は昼食を一緒にとりながら世間話をした。特に内容のある会話をしたわけではないが、言葉でやり取りできるコミュニケーションは気分転換になった。

f:id:hazukikose:20260412180823j:image

4月10日(金)

 少し雨。子どもがよく寝ているので、昨日友人にもらったベビーサークルを組み立てた。軽いプラスチックで出来たファンシーな柵。200×180センチのサークルだったが、一部パーツを間引いて180×150にして無理やり部屋に合わせた。
 思いのほか簡単に組み立てが終わり、子どもを中に寝かせる。トイレに行って帰ってくると、やはり勝手に寝返り布団を跳ね除け、うつ伏せで寝ていた。言わんこっちゃない。今後は動き回ってもサークルの外には出ないから不安要素が一つ潰れたと思う。

f:id:hazukikose:20260419220042j:image

 Xで子どもを保育園に入れられなかった人達のツイートを見てしまい、唐突に不安が爆発する。不安になると居ても立っても居られなくなり、市の保育園申請方法やら人気の園やら待機児童数やらを調べまくっては、激戦区であることを思い知ってさらに不安になるという泥沼に陥った。いま過剰に考えても仕方ないことなのに、かといって考えてないとそれも不安になる。もっと、心の底から脳天気に生きてみたかった。神経質で心配症な自分が憎い。数年前に鬱をやって以来つとめて楽観的であろうとしているけれど、私の根っこの部分は変わっていない。

 働きたくないのに、保育園に入れないことを不安になるなんて矛盾してておかしい。次の4月に復帰できないことを心の底から恐れている。夫の収入だけで暮らしていけないわけではないのに、自分が働くことにこだわっている。復帰できなくて金銭的に困るというより、予定通りに復帰できないことで職場の人に陰で誹りをつけるのか恐ろしいのだと思う。多分。そんなこと気にしても仕方ないし、保育園に入れなかったとしてそれは私のせいではないと分かっているが、私はそういうことを気にする人間に生まれている。悲しい。

4月11日(土)

 新年度は町内会の組長になった。めんどくさい、クソめんどくさい。が、輪番で回ってくるため逃れようもない。育休中に組長が回ってきたことで平日も対応しやすいから良かった、とポジティブに捉えることにする。町内会の会合は毎月平日19時。普通に働いていたら対応が難しい。

 午前、組長として町内会費の集金のため各家庭と事業所を回る。天気がめちゃくちゃいい。半袖。最早夏。町内会でもらった住宅地図を見ながら、組長にならなかったらご近所さんの名前すら知らなかったなと気づく。実はまだご近所さんの顔や名前が一致していない。引っ越してきた際に菓子折りを持って挨拶に回ったけれど、ほとんど留守で挨拶できなかったからだ。いかにも名古屋市のベッドタウンという感じ。みんな忙しくていないし、私たちも忙しくてほとんどいない。顔を合わせる機会自体がなかった。
 集金にあたっては、この週末の午前に徴収のため回ることを回覧板で周知した。夫と手分けして各家庭や事業所を巡り、8割くらいは集金が完了した。幸先がいい。物事が順調に運ぶのはいいこと。向かいのお宅の奥様が面白い感じの人で「変な言い方ですけど…ここの組、変な人はいないので安心ですよ!」と耳打ちしてもらったけれど、みんなちゃんとした人達で町内会費をしっかり用意してくれていた。

 帰宅して、無性に眠くて家族全員で昼過ぎまで爆睡した。春の午後は無性に眠たくて困る。少し活発に動いただけで眠い。子どもも空腹を忘れ3時間以上昼寝していたようだった。せっかくの週末なのに勿体無い気がするけれど、これだけ抗えない眠気だったのだから、この睡眠も不可欠なものだったことにする。

4月12日(日)

 町内会の組長としての集金業務がわずか2日で終わり、嬉しすぎる。世界が自分に味方してくれているかのような万能感。みんな、私たち夫婦が回した回覧板を読んでちゃんと対応してくれたということだ。ありがたい。

 昼飯のラーメン。無印良品の塩ラーメンにハマっている。卵麺みたいなツルツルした麺が美味しい。

f:id:hazukikose:20260412180608j:image

 夜、子どもに初めて綿棒浣腸した。子どもを育てる者が誰しも通る道とにわかに言われる綿棒浣腸。これまで毎日必ず排便があったのに、ここ2日間排便がなかったためだ。大人は直腸に便が溜まることで刺激され排便を促されるが、赤ちゃんはこの反応が弱いらしい。綿棒の綿の部分にワセリンをたっぷりつけ、恐る恐るブスっと突っ込む。子どもは初めての感覚なのか「アーーッッッ」と叫び声を上げていた。その声が可愛くて、コミカルで、思わず夫と爆笑してしまった。必死なのにごめんよという気持ち。
 綿棒浣腸の効果は絶大で、抜いた直後から大量のうんちが出てきた。とんでもない量の、二日間分のうんち。それを慌てて処理しながら、夫とまた声を上げて笑った。4月12日は浣腸記念日。俵万智さんにごめんなさいの気持ち。