今年も人様のベストバイを楽しく拝見しつつ、己の散財の軌跡と向き合う時がやってきました。年末ですね。
家電編
Panasonic ななめドラム洗濯乾燥機 NA-LX129D(※購入時)

いきなり高額商品で申し訳ないと思いつつ…とにかく家事に費やす時間を減らすために課金をしようと清水買い。本当は縦型+ガス乾燥機(乾太くん)が最強と分かりつつ、ガス工事の手間は取りたくなかったので、ネットで各社商品の機能を調べて購入候補のドラム式洗濯乾燥機の目星をつけて量販店に行き、スタイリッシュなこれに即決しました。色はベージュですが、グレージュぽい落ち着いた色です。
これまで縦型の格安洗濯機を使用したせいか、あまりに便利すぎてもうこれ無しでは生きてない身体になってしまった。ドラム式乾燥機=ちゃんと乾かないという悪しきイメージがあったけれど、しっかり乾く上に、取り出しに行くまでふわふわのままキープしてくれるから大変ありがたい。機体についている液晶で簡単にタッチ操作ができるほか、スマホ遠隔操作で帰宅時間までに終わるよう逆算して洗濯乾燥を予約したりもできる。文明ってすごい。何より悪天候に左右されて選択のタイミングに迷わなくなり、ストレスフリーになった。製品情報はこちら(現行)。
M4 MacBook Air(2025) 13インチ

これまで使っていたMacBook Air(2012)の調子が昨年末から悪く何をやってもダメダメで、今年ついにご臨終したため新調したもの。13年ぶりの新しいMacは全てが新しく浦島太郎みたいに感動した。iPhoneミラーリングとかすごい!
新しいPCなのでなんでもサクサク動いて、やっぱり精密機器は程よく新しいものを使わないとダメだなと改めて当たり前のことを再認識できた。PCは耐用年数以内に買い替えよう。
日用品編
Redecker オーストリッチ羽はたき

普段読んでいる石記さん(id:kabs )のブログで紹介されていて真似をしました。ダチョウの羽で出来たはたきです。その辺にポンと置いておいても様になるカッコよさで、過度に生活感が出ない佇まいが気に入っています。安価とは言い難いですが、本当に毎日使っているので元は取れているはず…羽の抜けもなく丈夫です。これで毎朝ささっと家具の埃を落とし、ルンバに吸わせることで住環境を維持できています。
貝印 KAI 軽量・高熱効率フライパン

頑張らない日のフライパン枠で活躍。すごく軽くて火の通りが早く、テフロン加工でお手入れ簡単なので忙しい日にどうでもいいヤケクソ料理をする際に使いまくっています。千円台で買える格安フライパンの割にコスパがよく、雑に扱っていいので気が楽です。テフロンが剥がれたら買い替える消耗品として割り切って使っている。ガスコンロ用・IH用でそれぞれ商品展開があります。
手入れが必要な高級価格帯のフライパンもいくつか所有しているのですが、雑に使っていい調理器具もあると便利だなと日々思います。
artek テーブル 81A(150×75)

家を買ったらartekのテーブルを食卓にしたいと決めていた。新品にこだわっていなかったもののタイミング良く中古で出回っておらず、公式の通販で入荷待ちして買った。名作家具はそこにあるだけでオーラがあってすごいなと思う。好きなものに囲まれて暮らせたらうれしい。シンプルだけど脚の曲木の美しさが目を引いて好きです。いろんな家具と合うので、今後何と合わせようか考えるのが楽しみです。組立ても簡単で助かりました。
美容編
KISO CARE アゼライン酸クリーム20%

インナードライ肌なので高保湿を心がけている一方で、朝晩のスキンケアから時間が経つと皮脂分泌が過剰などのトラブルがあり、アゼライン酸が皮脂抑制に効くということで色々な商品を試した中で、個人的に一番効果があったのがこれだった。20%と高配合なのでかなり薄く塗っている。皮脂がかなり抑えられるし、うっかり塗り忘れると顔がベタベタになるくらいには目に見えて効果がある。とくに朝起きた時に顔がテカテカしなくなったのは嬉しい。
セールだと千円台で買えるなど、お試しにもいいと個人的には思います…。クリームの匂いとテクスチャが独特なので好みは別れそうだけど、この値段なら許容範囲かなと…。
食べ物編
シヅカ洋菓子店 クッキー缶


素材を生かしたやさしい味わいで有名なシヅカ洋菓子店の、いつか食べてみたかったクッキー缶。東京に店舗があります。私は地方民のため、オンラインストアで販売スケジュールを確認し購入しました。
多分この国で最も質量の重いクッキー缶。持った時の重さに衝撃を受けました。隙間なくクッキーが入っていて幸福感が凄まじい。ザクザクした食感のシンプルな味わいの王道クッキーで、食べ応えのあって美味しく、この一年のなかでも強く印象に残ったお菓子になりました。![]()
モスバーガー監修 オニポテスナックス

味の再現技術に感動という意味でノミネート。こういう企業コラボのお菓子ってよくあるけれど、「うんうん、美味しいけれど〇〇の味かどうかはよく分からない」って感想に終始するお菓子が多いじゃないですか。でもこれはちゃんとモスバーガーのオニポテの味がして本当に心の底から驚きました。メーカーの企業努力ってすごい、そのうち再現できないものなんて無くなるんじゃないかって末恐ろしくなるくらい。
無印良品 キンダープンシュ

ドイツの伝統的な飲み物キンダープンシュが遂に無印良品で売られるようになり嬉々と購入。ドイツでは店や地域によってレシピがちがうが、無印のものはグレープジュースでスパイスを煮詰めたような味。元々好きなドリンクだけれど、日本だと飲める場所が少ないから手軽に飲めるのは非常に嬉しい。本場のもののようにスパイスのパンチやドロドロ煮詰めた喉越しは少なくて物足りなさはあるけれど、まずはこういう形で売られたことが何より嬉しい。
ファッション編
HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE TAILORED PLEARS 2


去年オムプリの服にどハマりしパンツを3本買い、今年も色々買い足しました。特に気に入ったのは年末に駆け込みゲットしたジャケット。薄手だけど軽くてほどよく暖かくて、春秋も着られそうで嬉しい。暑がりで汗っかきの自分にとっては本当に着心地のいい服です。ポケットも深くて便利。これを着ておけば何とかなるので、購入して早々着倒しています。
オムプリはメンズラインですので、私(身長160cm)はいつも一番小さいサイズをちょうどよく着ていますが、低身長の方は特にボトムスを買う場合は注意が必要かもしれません。実店舗が東京にしかないのも難点です。女性の方は別ラインのPLEASE PLEATSもおすすめです。
今年は妊婦として生活をしていたこともあってか、あまり服を買わなかった代わりに、これまで購入したオムプリの服(特にパンツ)にかなり助けられた。膨らみ続ける体型にフィットしてくれて、おかげでマタニティウェアを一着も買わずに乗り切ることができました。本当にありがたかったです。
オムプリの魅力はどんな場面にも合う佇まいであらゆる体型に対応してくれるだけでなく、洗濯機でジャブジャブ洗って大丈夫なタフさ、部屋干しですぐ乾く手軽さにあると思います。繊細で上質な服をだいじに手入れしながら着るのも素敵だけれど、ミヤケの服は気負いなく着られる生活者の服って感じで本当に自分の忙しい生活に合っているなと思います。ハマる前は「ポリエステルの服にこんなお金をかけるなんて…」と思ったりもしていましたが、これだけ支持されている理由が年々よく分かります。来年も少しずつ買い足していきたいです。
TAILORED PLEATS 2 – isseymiyake.com
小説・エッセイ・書籍等編
絶対に終電を逃さない女『虚弱に生きる』

今年Xでこの本の話題を見ない日はなかったのでは?というほどよく見た、20代で体のガタが来てしまった著者の虚弱エッセイ。虚弱体質であることを語ってよいという空気感が生まれ、新たなジャンル確立を目の当たりにしたような衝撃があった。著者も虚弱体質をどうにかするためにあらゆる対策をしていたり、収入や生計のことまで赤裸々に言及しており興味深かったです。
私は体力ゴリラ側の人間だけれど、昔からスポーツをする体力とは別次元の、毎日の終わりの見えない暮らしをこなしていく体力ってあるよなあという実感があったから、すごく納得しつつ読みました。スポーツが全くダメでも限界社畜をやれている私がいる一方で、運動神経抜群で部活動を年中ほぼ休まなくしていた友人たちがフルタイム労働ができず非正規雇用だったりする。毎日健康に働き暮らすことって当たり前ではないのだな、と思ったりします。
斉藤国治『星の古記録』

Xで話題になっていて思わず購入した本。何よりタイトルが素敵だな、と思いました。星の古記録、自分だったらこのタイトルをつけられただろうか。ジャンルとしては天文考古学になると思うのだけど、はるか昔の星の動きの記録を読みたいといろんな考察が出来てロマンティックだなとしげしげ思った。
村田沙耶香『世界99』(上・下)

鈍器くらい分厚い小説(しかも上下巻)ですが、まだ終わらないで〜とページを捲るのが惜しくなるほど面白かったです。現代の不安定な情勢を99の切り口で見ていく実験的な小説ですが、とにかく今年いちばん印象に残った本です。ネタバレとかを見ずにまっさらな状態で読んでもらいたいな。
漫画編
売野機子『ありす、宇宙までも』

やがて日本人初の女性宇宙飛行士コマンダー(船長)になる主人公の女子中学生時代から始まる物語。ひたむきに頑張ることが冷笑されかねないこの時代に、夢に向かって頑張ることの素晴らしさや子どもの可能性を物凄い強度で描いている凄まじい漫画。シンプルに売野機子さんが漫画が上手すぎる。一生ファンです。既刊5巻(連載中)。
音楽編
星野源『Gen』


青葉市子『Luminescent Creatures』

藤井風『Prema』

ベストバイに入れることが野暮な気さえしたが2025年の作品なんだよな…と無視できず。全曲英語詞の挑戦的な作品だけれどこれまでと何も違和感なく聴けて感動した。CDに付属する(?)が洋楽の輸入盤アルバムのように作られているのも芸が細かくて好き。
その他
DAISUKE KONDO アートコレクション マスコットフィギュア第2弾
昨年大人気だったガチャガチャの第2弾。全6種類。昨年に引き続き実用性とは無縁だけれど、部屋にあることで明るい気分になれる。こういう心動いたかわいいものたちを暮らしに引き入れていきたいなと常々思う。去年ゲットした第1弾の子たちと合わせてカラバリもかわいい。
Cartier ダムールネックレス スモールモデル

2月ごろに忙殺されすぎて自分にご褒美が欲しくなり購入した一粒ダイヤのネックレスです。ダイヤの大きさが3種類あり、仕事中も使いやすいよう程よい真ん中のサイズにしました。カッティングが施されたチェーンがきらきらしてきれいです。
チェーンの細いネックレスは摩擦で首の皮膚が荒れがちで苦手だったけれど、不思議とつけ心地がよくスキンジュエリーとして着けっぱなしで過ごしています。こういうところに技術が込められているんだろうか。次はこれとお揃いのピアスを買おうか思案中。頑張る自分を祝福していきたい。
高橋燎 曖昧なたぬき

信楽の陶芸家・高橋さんの作品。あのたぬきの置物が曖昧な印象そのままに立体になっているような作品でありつつ、でもたぬきだと分かる絶妙な曖昧さが気に入り、いつか欲しいと思っていたもの。ようやく迎えることができて嬉しい。小さいけれど我が家を訪れた人にほぼ100%「あのたぬきは何!?」と聞かれるほど存在感抜群。
おわりに
今年もそれなりにたくさん散財した。昨年冬に新居に引っ越したのもあってか、大物家具・家電などの実用的な買い物を優先してしまい、楽しい無駄な買い物は少なめだったので、来年度は心躍る買い物をたくさんしていきたい。実用的なものは大切だけど、実用性ばかりではつまらないので。楽しく真に快適に暮らすための本気の買い物をしていたい。それでもなるべく妥協せずに必要だと思うもの、本当に欲しいと思うものを買えたと思うので及第点。
私生活で色々あって仕事も忙しく、本とかあまり読めなかったことも悲しい。散財したといいつつ、あまりものを買う時間もなく蓄えばかりが溜まってしまっている。来年は育休で働くことはできないので、その分たくさん散財する年になりそうです。いろいろベビーグッズのベストバイ記事を書く人間になってしまうのかな…自分の自己分析としてはマタニティハイとか産後ハイになるタイプの人間ではないと思っていますが、もしそうなってしまったら誰か止めてください。頑張る。
(↓昨年の記事です。)
#買ってよかった2025
