木曜日。世間の人は労働だろうが私は週末の出勤のため振替休日。うれしいのやら悲しいのやらよくわからなくなる。いつも通り起き、同居人にコーヒーを淹れて、見送ってから朝風呂に入った。
風呂上がりにこのブログを書きながらネットでニュースを流し読みする。今日は、6年前にオードリーがテレビの生放送中にIKEAの椅子を破壊した記念日で、有名Vtuberが契約解除になって、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した日となった。あまりの雑多さにめまいがしてくる。今日始まったこの戦争は、近い将来、第三次世界大戦と呼ばれたりするんだろうかね。
ウクライナは東と西で親ロシア派vs親欧米派の国民がいる難しい国。これまでウクライナはNATOに加盟申請して国際社会に助けを求めていたわけだけど、米国はその申請を認めるわけでも却下するわけでもなく、宙づりにしてきたわけですよね。アメリカとしては、ウクライナ内の親ロシア派の動向も無視できないしそもそもロシアの動向も無視できないしで、バランスを取るためにそうしていたんだろうけど、でも、本当にこうするしかなかったのかなと思わないでもない。国際社会が協力しても、ロシアを止めることはできなかったんだろうか。
世界には、ウクライナみたいにアメリカ・ロシア間の緊張関係によってかろうじて均衡を保っているような国や地域があるわけで、今回の件でそれらのパワーバランスが崩れるかもしれないことを考えると、日本にとっても対岸の火事じゃないよね。中国がいつ台湾に侵攻するかわからない。日本も近いから飛び火するかもね。令和のこの時代にも戦争って起きるのだな。世界が全面戦争になったら、いまの超高齢化社会の日本には戦うだけの力はないし、国民を動員する戦争なんて絶対反対だって言っていかないといけない。何より戦争を起こさない努力をしなければいけないんだろうけど、大国を前にあまりにも無力って感慨が残る。それだけロシアとアメリカの歴史的な不信感は根深いんだろうけど、長年にわたって危機が叫ばれていたウクライナをどの国も助けなかったという事実があまりにも悲しい。いつかは日本もそうなりそうで怖い。昼。今が平和であることを恐ろしくも感じる。
午後。近所のスーパーへ買い出し。なんかもう何が高いというより、商品すべてが高いなって思う。肉、高い。魚、高い。野菜も高い。何を食べて生きていけばいいのかわからないレベルで高い。お給与だけが増えない。
帰宅して、洗濯物をやっつけて、そこからちょっとだけポケモンをやったりもした。小一時間ポケモンをやることで仕事に対する雑念を忘れた後、本を読んだり部屋を片付けたりした。平日の長時間労働によって奪われていた生活が、つかの間に帰ってきた感じ。
夜。怒涛のおかず作り置き。ほうれん草の胡麻和えとか、ハンバーグの種とか、チャーシューとかを仕込んだ。ここ一か月くらいは完全に自炊をさぼって自堕落に生きていたけど、同居人が東京から帰ってきたからそうはいかない。なるべくおかずを仕込んで冷凍しておいて日々の食事を困らなくする。今日はおつとめ品の豚バラブロックを買えたから久しぶりにチャーシューを仕込めてうれしい。
ひとりで生きているとマジで自分の餌とかどうでもいいタイプの人間なので、自分ひとりのために食事を用意する気力がない。自分ひとりだったら正直、冷食でもお菓子でもカロリーメイトだけでもなんでもよくて、食事がただ腹を満たすために食事を摂る行為になってしまう。でも家に別の人間がいるとさすがにそうもいかなくて、最低限健康に気を遣った食事を用意しないとなって思う。自分の健康なんてどうでもいいし、自分の命が他人のそれより軽いと思ってしまっているんですよね。だから同居人の健康のために自炊をして、結果として一緒に食事をすることで自分まで健康になれる。私は他人を大事にすることでしか、自分を大切にできない。こういう人間は誰でもいいから他人と暮らしたほうがいいな、と強く感じた。
その後、スペースを聞きながら風呂に入ったりした。はてなブログをいつも愛読している寝生活さんと、そのブログによく登場する芝山さんの話を聴く。二人の声のトーンや話し方というかノリというか、機械を通すとすごく似ていてだんだんどちらが話しているのかわからなくなる感覚。このお二人が仲良くなるのがすごくわかる、そういった感じに空気感が似ていて感心した。