高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

未納

 火曜日。カレンダー上は最終勤務日。と言いつつ、弊職場は仕事が全然締まらなくてその後もサービス出勤する人が後を絶たない。私もそのひとりになりそうで戦々恐々としている。世間的にはキングオブホワイト的なイメージの職場だからめちゃくちゃ詐欺だよなって思う。流石に私も入るまで、ここまでしんどいとは思わなかったけれども。

 外は昨日の雪なんて夢のように晴れている。もう少しは勿体ぶって降ってくれてもいいのにと思う。

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 仕事。上司が朝からゴホゴホしたいて嫌な予感がしたが、体調が悪いからと午後イチで帰ってしまった。オイオイ全然締まらないよこの調子じゃあ…と思い必死に仕事を片付けていたけれど、ある瞬間に糸が切れたように「どう頑張っても無理だ」と悟って諦めた。そしてどれだけ頑張っても今日中に納まらないのは私の責任ではない。業務を適正に分配しない上の方の管理職のせいなのだ。そう思ったら強気で、最終日とは思えないくらい優雅さで勤務を終えた。残りは明日以降にゆっくりやろう。納らないけど納めた。

 19時前、ぼちぼち帰ろうと思って既に休みに突入している同居人に何が食べたいかラインをすると、すぐさま「大須レコード屋に藤井風のアルバムが新品で入荷したって!どうしよう」という趣旨の返事が来た。返事になっていない。察しのいい私だから、これは私に買いに行けと言うことだなと悟った。自宅から反対方向の大須へ向かう。

 名古屋の人が大須と言ったらそれは大須商店街のことだ。地下鉄名城線大須観音駅へ向かう。大須商店街大須観音駅ならすぐの大きなアーケード街で、愛知県で知らない人はいないちょっとディープな場所だ。流石にもう藤井風は売り切れでは?と諦めながらも商店街へ突入した。

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 藤井風のファーストアルバムのアナログレコードは、発売後即完で再プレス分も即完。当時買えなかった私たちがずっと探し続けていたものだ。例のレコード店に着き、新入荷の棚を必死に探すも、無い。どう見ても無い。万事休すかと思いつつも店員に「風ってもう売れちゃいましたかね?」と聞くと、ちょうど最後の一枚が…と壁の方を指した。探し求めていたレコードが壁に飾られていた。なんと言う灯台下暗し。しかもラスイチ。ギリギリ間に合ったのだった。すぐさま会計をしてもらって、地下鉄で同居人に果報を贈った。

 帰宅すると、同居人がピザを頼んでおいてくれたようで、到着して10分くらいで届いた。小走りでレコードショップへ向かっていたが多量のカロリーが身体に染みる。やっぱり美味しさの正体はカロリーだった。

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