日曜日。そろそろ冷蔵庫の中身を減らしていかないと、年末年始の帰省時に困ってしまうから、冷凍保存の食品ばかり食べている。本日の茶請けは井村屋のあんまん(冷凍)。ホットサンドメーカーでお焼きにして食べた。今日はいい塩梅にカリカリになってとてもおいしく仕上がった。中のあんこはホクホク。ホットサンドメーカーの無限の可能性を感じる。
本日は家事消化デーの機運が兆していた。洗濯物が信じられないくらいに溜まっている。ひたすら洗っては干し、干しては洗いを繰り返していた。洗濯はきらいではないけれど、寒い季節の洗濯はそれなりに堪えるものだ。顔にあたる外気が「寒い」から「痛い」に変わり、耳がなくなってしまったんじゃないかとさえ感じる。こう感じてこそ冬本番だなと思った。結局、洗濯機を4度回すことになった。
その後はサボりにサボったこのブログをしれっと書く時間。何度も何度も言い訳がましく言ってしまうけれど、最近は帰宅して餌のような食事を取り風呂に入って寝るだけの日々が続いているせいか、下書きに日記の断片のようなばかりが溜まっていくばかりだ。仕事以外の日常を大事にしたくて今の仕事に就いたのに意図しなかった毎日を過ごしている。積極的に窓際へ行きたいのに、組織がそれを許してくれない。と言うより、私には、誰かが介入せざるを得ないくらいに大胆に仕事をサボる勇気がないのだった。職場には、上手いこと仕事の手を抜いて早い時間に帰り、趣味に勤しんだり資格取得をしたりして、割り切った労働をしている人がいる。その人たちは絶対にサービス残業なんてしないし、できない仕事はできないと言ってやらない。あいつは仕事をしないと後ろ指をさされているけれど、私はたまにその人たちがうらやましくなる。だってそれが本来のあるべき姿なのだから。私にもそんな厚かましさが欲しいのだった。
夕方。30分ほど歩いて鳥貴族へ。実は先週、サカナクションのライブ終わりにトリキへ寄ったけれど、串がほとんど全て売り切れだと言われて諦めていた。今日こそ食べようと開店に合わせて向かった。
コスパばかりを追い求めすぎるのは味気ないと思うけれども、トリキの焼き鳥は本当にコスパが良い。特に名物の「貴族焼き」はびっくりする大きさ。元トリキバイトだから裏事情もいろいろ知っているけれど、トリキは毎日昼に串打ちをして新鮮なまま提供する。しかも廃棄の管理も厳しいから、国産の鶏をいい状態で焼いている。まるで回し者みたいなことを言っているが、本当においしいのだ。これだけは確か。おすすめはもも貴族焼き。美味しい。コスパ最強。まかないで食べまくったけれど飽きることは無かった。これ以外にも鶏肉は基本的にすべておいしい。
あとですね、「山芋の鉄板焼き」は全く鶏肉は関係ないけれどおいしいから絶対におすすめ。だしの入った山芋を鉄板で焼いただけなのになぜこんなにも美味しいのか。これは根強いファンが多くて、昔勤めていた店舗には、ひたすら鉄板焼きを5~6枚食べて帰る猛者もいた。ふたりでお腹いっぱいたらふく食べて4千円行かなかった。安い。苦しい腹を抱えながら来た道を帰った。
帰宅してM-1グランプリを観る。同居人と優勝予想。錦鯉かオズワルドを予想しつつ、個人的感情としてはハライチにも頑張ってほしいと思った。若くして売れて、ショーレースに出ることにリスクしかないにも関わらず出続けるってすごいなと思う。スピッツのグッズTを大一番で着る岩井のファン魂にも感服した。
結果は錦鯉優勝。文句なし。勢いがあって面白いかったな。注目してなかったけど、ランジャタイと真空ジェシカも面白かった。ゆにばーすも良かったな。お笑いってそれこそ受験生の頃とかは全く興味なかったけど、今ではすっかり大好きだ。まいにちぼろぼろになって夜勤を終えて、笑う時間があることに救われている。尊い仕事だなと思う。とりあえず錦鯉が健康を損ねずに活躍できることを祈っている。