高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

オブラート的友だち

 2月7日(日)。昼から天気が崩れた。かろうじて雨は降らず。

 7時くらいに起床。昨日の花粉症の症状が続いていて寝起きは悪かった。とりあえず花粉症薬(アレグラ)を飲む。今日は特に予定のない正真正銘の休日だ。とりあえず洗濯機を回して干し、掃除をして、だらだらする。鼻がつまっているからかぼんやりとして、ゼルダの伝説で散歩をしながら目を覚ました。同居人は10時過ぎごろ起きてきたので、コーヒーを淹れて一服する。

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 昼前にポケモンセンターからの配送が届く。店舗は入場制限のためなかなか現地で購入できなくて、仕方なしにオンライン注文した。ルナトーンというポケモンが好きで、今回はそれを買った。結構昔からいるポケモンで、宇宙から飛来したという強そうな設定があるのに、能力的には優れていなくて不遇の扱いをされているポケモンだ。こういう無機質系というか、ちょっと不思議なポケモンが好きで、このルナトーンは一等好き。まさか推しがぬいぐるみになる世界線があるなんて!と感動をした。ぬいぐるみは個体差があるからオンライン購入は一か八かだったけど、かわいい子をお迎えできてうれしい。同居人はジュペッタヌマクローを買っていた。

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 ポケモンを迎えた後は近所のスーパーに買い出し。いろんなものが安売りしていてめちゃくちゃ買い込んだ。4000円也。これでふたり一週間生きられる。近所のスーパー、近くにイオンがありながら独特の仕入れで頑張っている。毎日安売りするものが違って目が離せない。帰宅し、昼ごはんとして冷凍のご飯と鮭の塩焼きでわさび茶漬けにして食べた。ガチ手抜きである。

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  その後はとくに予定もないから、私は短歌ムック『ねむらない樹』を読んで過ごした。笹井宏之賞の選考会をしげしげと読む。人の短歌を読むと、創作意欲が湧いてくるの不思議。どこかで悔しいと感じているからかな。私は受賞したいとか有名になりたいとか、そういう分かりやすい欲求がなくて、創作に対するモチベーションの源泉が少ない。でも、いいものを生み出したいという気持ちはあって、人の作品を読むと数少ないモチベーションの源泉となる。
 そういえば今日、久々に新聞歌壇に載りました。東京歌壇です。サボった期間の後に投稿し始めた最初の方の歌だから、今後新聞に載り始めることを祈る。いくつか送ったうち、これが選ばれたのはちょっと意外なものだった。むずかしいな。

 学生時代は、その期間孤独にならないように、近くにいる人となんとなく寄り集まって過ごしていたのかな、と思ったりする。一つの生存戦略みたいな。もちろん今でも交流のある友人がいる一方で、連絡先すら知らず疎遠になった人もいる。ある環境にいるからこそ仲良くなれただけの人たち。その分、今も仲良くしてくれる人を大切にしようと思うけど、虚しいと言うか味気ない気分にもなる。

 その後も積読本を読み続け、夕方になったらご飯。岐阜タンメン鍋を作って食べた。今日88円で買ったほうれんそうの胡麻和えと、冷凍しておいた白菜で作った漬物を添えて。超安上がり。でも満腹になった。

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 そういえば、こっそりブログ名を変えてみた。「高等遊民になりたい」から「高等遊民前夜」になりました。「〜になりたい」は適当につけたのですが、あまりに身も蓋もないので…。「前夜」っていい言葉だなと思います。「革命前夜」みたいなね。明日何かが変わることを確信しながら、でもどこか不安げな気持ちを抱えて落ち着かない、それでも希望に満ちている夜。必ずしも夜に限らなくて、比喩的な意味合いもあるね。そんな気持ちで毎日過ごしたいところ。

 夜。早めに風呂に入り、ブログを書いたり、積読本を消化したりしてのんびりした。明日は有給を取ったから夜更かししてもいいのだけど、いつもどおり0時過ぎに就寝した。明日ものんびり過ごしたい。