高等遊民前夜

日記と考え事・雑感のログ

お部屋作り近況

11月12日。晴れ。ちょっと寒い。

引越してからというものお部屋作りに凝っている。長期連休中ずーっと家の中にいても全く病まない天才のインドアだから、お家はなるべく自分にとって居心地のいい場所というか、自分を社会から隔離するシェルターであってほしいと思っている。

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これまで住んでいたアパートは6畳+ロフト7畳の1Kで、キッチンはコンロ2口、お風呂に浴室乾燥機があって、各部屋にネット光回線が整備されていて築浅物件(上の写真がそれ)。徒歩1分圏内にスーパー、ドラッグストア、郵便局、コインランドリーが揃っているなかなかの好条件で、ひとりで暮らすには充分すぎた。最寄りの地下鉄駅までは徒歩15分強でまずまず、アパートのすぐ裏にはバス停もある。家賃は共益費込みで6万弱。

欠点といえば、木造アパートで角部屋だったから、隣部屋の人の話し声が聞こえたり、大型トラックがそばを通るだけで壁が軋むこと。浴室は寒くて、浴槽に湯を張っても秒で冷めて最悪だった。ガス(プロパン)は高いし、床が白すぎて落ちた髪の毛が目立ってとにかく嫌で、でも暮らせないわけではないから、いつかは、と引っ越すタイミングを見計らっていた。床が白いのは一見お洒落だけど、ほんとに汚れやゴミが目立つ。もう二度と白い床のおうちには住まないと思う。白いフローリングは気をつけろって義務教育で教えてほしかった。

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今のお部屋は4月から入居開始の新築物件なのに、コロナ禍の影響で空室だらけになっている不遇なマンションだった。貸主側としては気合を入れて建てたマンションが新築なのにいつまでも「空き有」なんてことは避けたいらしく、家賃を割引、さらに1ヶ月分の家賃は無料にするという破格の物件。恋人と同棲する暫定で広めの物件を探していたのに、一人暮らしのアパートと変わらない家賃で住めることになった。最寄りの地下鉄駅から徒歩30分以上かかるけど、憧れのウォークインクローゼットがあって、床の色は白くない。

そんな部屋に、奮発して買ったソファを運び込んだり、棚を無理やり作ったり、観葉植物を並べたりして少しずつ好きなお部屋を目指してあれこれいじっている。まだ部屋作りにおいて、欲しいもの、やりたいことは沢山あって、わがままばかりが見つかって辛くなりつつも、そのためになんとか勤労できている。

明日もお仕事頑張るのだ。